塗装コラム Vol.4

/ Column No.4

Column No.4

Subject 外壁・屋根塗装における下地処理の重要性とは?

Point.01
綿密な下地処理は仕上がりの品質にも貢献

下地処理は、塗料の性能を十分に発揮させ塗面の防水性を高めるために必ず必要となる作業です。しかし、その下地処理を丁寧に行うか否かで、塗装の仕上がりには大きな差が生まれてしまいます。万が一下地処理が不十分の場合、「塗料の剥がれ」「耐久性の低下」「雨漏りの発生」といった重大なトラブルの原因にも繋がります。そして、不十分な下地処理の場合、塗面の耐久性の低下から、塗り替えの時期が早まってしまうというコストデメリットも発生します。また、塗装を行う際の工程には「下塗り」という作業もありますが、この下塗りを行わずに塗料を塗布した場合、外壁についていたキズや凹凸が、さらに目立ちやすくなってしまう可能性があります。見えない部分でもある下地処理を綿密に行うことで、塗料が持つ本来の性能を発揮できるのです。

Point.02
塗料の塗りムラ・剥がれの予防

塗装の前に行う「下塗り」により、キズや凹凸は目立ちにくくなりますが、下塗りの効果はそれだけではありません。通常の塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」という三度塗りが基本となります。ここで行う下塗りには「中塗りと上塗りの塗料を密着させる」という役割があり、下塗りを行うことで塗装全体が剥がれにくく強固になります。また、下塗り塗料を先に外壁材へ吸い込ませておくことで、中塗り・上塗りの塗料がしっかりとした塗膜を作れるようになります。これにより塗りムラができにくく、美しい仕上がりと高い耐久性を発揮できるようになるのです。

Point.03
シーリングによる内部への水の侵入の予防

シーリングとは、外壁材であるサイディング同士の隙間を埋めているゴムのような素材の部分です。外壁材だけでなく、このシーリング自体が劣化しているケースは多く、劣化しヒビ割れしている箇所から水が侵入することで、建物自体に大きなダメージを与えてしまう恐れもあります。シーリングの劣化の状態に応じ、シーリングを上から重ねる「増し打ち」や、シーリングを撤去した後に新たなシーリングを注入する「打ち替え」にて補修いたします。

ここまでを振り返って・・

「塗装コラム Vol.4」では、外壁・屋根塗装における下地処理の重要性について紹介をさせていただきました。下地処理は、塗料の性能を十分に発揮させ塗面の防水性を高めるために、とても重要となる作業です。見えない部分でもある下地処理を綿密に行うことで、塗料が持つ本来の性能を発揮できるのです。
明光美創では、長年の経験と豊富な実績に裏打ちされた "本当に信頼のおける塗装工事" を行います。外壁・屋根、双方に対応いたしますので、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。